過去の地震・懸念されている大地震

1993年以降、日本で起きた大地震

1993年より現在まででＭ6.4以上の大地震が14回、全国各地で発生しました。また2000年以降、地震の発生頻度が高くなっていることが分かります。

発生年月日	地震名	ﾏｸﾞﾆﾁｭｰﾄﾞ
2005/08/16（平成17年）	宮城県沖地震	Ｍ6.8
2005/03/20（平成17年）	福岡県西方沖地震	Ｍ7.0
2004/10/23（平成16年）	新潟県中越地震	Ｍ6.8
2003/09/26（平成15年）	十勝沖地震	Ｍ8.0
2003/07/26（平成15年）	宮城県北部の地震	Ｍ6.4
2003/05/26（平成15年）	宮城県沖の地震	Ｍ7.1
2001/03/24（平成13年）	芸予地震	Ｍ6.7
2000/10/06（平成12年）	鳥取県西部地震	Ｍ7.3
2000/07/01（平成12年）	新島・神津島近海地震	Ｍ6.5
1995/01/17（平成7年）	兵庫県南部地震	Ｍ7.3
1994/12/28（平成6年）	三陸はるか沖地震	Ｍ7.6
1994/10/04（平成6年）	北海道東方沖地震	Ｍ8.2
1993/07/12（平成5年）	北海道南西沖地震	Ｍ7.8
1993/01/15（平成5年）	釧路沖地震	Ｍ7.5

東海地震想定波（NS;71kine　NS;824gal（0.84Ｇ）※2　EW:925gal（0.94Ｇ）　UD:465gal（0.47Ｇ）　３成分合成:1052gal（1.07Ｇ）＝水平２方向で震度６強（政府中央防災会議の東海地震被害想定の想定地震に準拠）

阪神淡路大震災に対してエネルギー規模で約１０倍以上の東海地震は、東海地方を中心に建物全壊棟数約４６万棟、被害総額約３７兆円、死者数約１万人（夕方時）と言われており、昨年２００２年１１月２６日には気象庁長官が「いつ起きてもおかしくない」段階と述べております。

また、政府の地震調査研究推進本部の発表では、東南海地震の地震発生確率として、３０年以内に６０％、５０年以内に９０％、南海地震の地震発生確率として、３０年以内に５０％、５０年以内に８０％ としています。
2005年8月16日に宮城県沖でM7.2の地震がありましたが、この地震について、政府の地震調査委員会は、「想定宮城県沖地震」ではなく、津村建四朗委員長は「（今回の地震が大地震の）発生を促す可能性が高い」という認識を示しました。